◎イベント内容

本イベントでは、大正期に開催された大規模茶会である「東山大茶会」について、その舞台の一つとなった史跡無鄰菴で実際に煎茶を喫し、当時の茶会を追体験しながら学びます。

無鄰菴は、明治期に政治家山県有朋の別荘として建てられ、七代目小川治兵衛による自然主義的な作庭により近代庭園の嚆矢となった名庭を有する歴史的建築物です。無鄰菴の位置する京都東山界隈には、明治期以降、各界の有力者らによる別邸・邸宅が造成され、様々な茶の湯や茶会の催しが行われる「数寄的な空間」が醸成されていました。大正10年11月には、陶界の三名工(野々村仁清・尾形乾山・青木木米)の顕彰とその作品の展覧を目的とする「東山大茶会」が開催されることとなります。南禅寺から清水寺にかけての広範なエリアにある神社の境内や邸宅等の拠点に濃茶・薄茶・煎茶などを供する実に42もの席が設けられ、茶の湯から煎茶まで当時の茶文化の多彩な面を総覧しうる同会は「東山空前の盛事」と評されました。そのうち、無鄰菴は、煎茶席として開放されることとなります。

席を担当したのは近代数寄者のひとり、藤田耕雪。耕雪の主催した会の記録が載る野崎幻庵『茶会漫録』や高橋箒庵『大正茶道記』などを手掛かりに、当時の煎茶会の様子や無鄰菴と煎茶文化の関係について掘り下げつつ、茶の湯と煎茶の歴史の交差点でもある「東山大茶会」の特異な姿を明らかにします。

**◎担当講師:**島村幸忠

**◎開催日:**2024年6月30日(日)

開催地: 無鄰菴(https://murin-an.jp

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◎開催時間: ①10:00~11:30 ②15:00~16:30

※各回90分(講義50分+茶会40分)

**◎定員:**各10名  ****①残5席(6月16日時点) ②残4席(6月16日時点)

**◎予約:**先着順

**◎予約締切:**6月28日(今回の募集は3次募集となります)

**◎料金:**3000円(煎茶・茶菓子付)

※別途、入場料600円が必要です。入場料は当日会場にてお支払いください。

**◎支払い:**申し込み〆切後に別途ディセミネから支払い先情報をお送りします。お支払いには、クレジットカードがご利用できます。支払い〆切は、6月29日までとなります。開催日当日に領収メールなどお支払いを確認できるものをご提示ください。

※お支払い後はキャンセル不可となります。

本イベントはディセミネの主催となっております。本件に関するお問い合わせは、必ずディセミネまで頂くようお願い申し上げます。無鄰菴への直接のお問い合わせはご遠慮ください。

★お申込みはこちらから

https://forms.gle/P5s5UhtNaYB168iKA

★お問い合わせはこちらから

https://forms.gle/gWHQzDkCx1CXSu9H9